警察庁センサー 2021年2月期 アクセス観測状況、ポート別では「445/TCP」が約500件に | ScanNetSecurity
2024.07.27(土)

警察庁センサー 2021年2月期 アクセス観測状況、ポート別では「445/TCP」が約500件に

警察庁は3月30日、同庁のセンサーに対するアクセス観測状況をまとめた「令和3年2月期観測資料」を「@police」において公開した。

調査・レポート・白書・ガイドライン
宛先ポート別検知件数(今月期順位)
警察庁は3月30日、同庁のセンサーに対するアクセス観測状況をまとめた「令和3年2月期観測資料」を「@police」において公開した。

これによると、2月期におけるセンサーに対するアクセス件数は、1日・1IPアドレスあたり5,438.3件で、令和3年1月期(前月期)から1,093.5件(16.7%)減少した。送信元IPアドレス数は、1日あたり45,808.0個で、前月期から3,714.1個(7.5%)減少した。

不正侵入等のシグネチャを用いた検知件数は、1日・1IPアドレスあたり1,071.4件で、前月期と比較して240.7件(18.3%)減少した。また、送信元IPアドレス数は、1日あたり12,048.1個で、前月期から466.2個(3.7%)減少した。DoS攻撃被害検知件数は、1日あたり13,283.3件で、前月期から6,570.9件(33.1%)減少した。送信元IPアドレス数は1日あたり684.9個で、前月期から1.0個(0.1%)減少している。

宛先ポート別の検知件数では、「445/TCP」が507.14 件、「23/TCP」が293.09 件、「1433/TCP」が127.95 件、「22/TCP」が113.88 件、「123/UDP」が81.95 件でトップ5となっており、送信元国・地域別検知件数では「米国」「ロシア」「英国」「中国」「インド」がトップ5であった。不正侵入等の観測結果では、攻撃手法別アクセス検知件数は「INDICATOR-SCAN」「SMBv1」「Microsoft Windows Terminal Server」「SERVERAPACHE」「ICMP」がトップ5となっている。
《ScanNetSecurity》

編集部おすすめの記事

特集

調査・レポート・白書・ガイドライン アクセスランキング

  1. 1,952 社から 9,208 件の報告 ~ 2023年度 Pマーク付与事業者の個人情報取扱いにおける事故

    1,952 社から 9,208 件の報告 ~ 2023年度 Pマーク付与事業者の個人情報取扱いにおける事故

  2. ランサムウェアの種別特定やセカンドオピニオンも ~ セキュリティ企業も頼りにできる JPCERT/CC

    ランサムウェアの種別特定やセカンドオピニオンも ~ セキュリティ企業も頼りにできる JPCERT/CC

  3. 世界中の警察官が考える現在/未来の脅威「インターポール世界犯罪動向2022」公表

    世界中の警察官が考える現在/未来の脅威「インターポール世界犯罪動向2022」公表

  4. 「シャドーアクセスとは?」CSAJ が定義と課題をまとめた日本語翻訳資料公開

  5. フィッシングサイトのドメイン「top」が最多、デジタルアーツ調査

  6. 2023 年度の情報セキュリティ市場は 1 兆 4,628 億円 9.8 %成長 ~ JNSA調査

  7. 取締役や幹部への罰金 禁固 罷免 解雇 ~ サイバー攻撃後の被処罰最多は APJ 地域

  8. 「無料求人広告」無料期間終了後 高額請求、法人間のトラブル事例

  9. Proofpoint Blog 36回「身代金を払わない結果 日本のランサムウェア感染率減少? 感染率と身代金支払率 15 ヶ国調査 2024」

アクセスランキングをもっと見る

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×