クラウドの監視やクラウドネイティブ SIEM に悩む管理者へ、SHIFT SECURITY 社講演 | ScanNetSecurity
2024.04.18(木)

クラウドの監視やクラウドネイティブ SIEM に悩む管理者へ、SHIFT SECURITY 社講演

こうしたいわば「クラウド SOC 難民」に対して、クラウドの監視がうまくいかない構成と、成功する構成の違いなどを紹介しつつ、SHIFT SECURITY が 1 月からサービス開始した、監視サービスの機能を解説する。

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 株式会社SHIFT SECURITY は 3 月 4 日 (木)、都内で開催されるセキュリティカンファレンスSecurity Days Spring 2021 において、同社執行役員 中村丈洋氏による講演「AWS・Azure監視事例を紹介、クラウドなら SOC は不要? クラウド時代のセキュリティ監視について」を開催する。リアルとオンラインのハイブリッド開催で講演のライブ配信も行われる。

 講演対象は、クラウドサービスを利用する企業全般。クラウドの監視や SIEM の管理に課題を持つ管理者を対象としている。

 従来の SOC サービスは、rsyslog などを用いて、ファイアウォールや UTM 等の UNIX 機器が吐き出す syslog を収集分析していたが、大半のクラウドサービスは syslog に対応しておらず、クラウドの監視は新たな課題となっている。

 AWS Security Hub や Azure Sentinel のようなクラウドネイティブの SIEM が提供されているが、それらの SIEM は訓練された SOC オペレータが運用する前提で作られており、クラウドを利活用する一般企業の情シス担当者や開発者には運用負荷が高い。

 中村氏の講演はこうしたいわば「クラウド SOC 難民」に対して、クラウドの監視がうまくいかない構成と、成功する構成の違いなどを紹介しつつ、SHIFT SECURITY が 1 月からサービス開始した、監視サービスの機能を解説する。

 同社の監視サービスはクラウドユーザー企業を対象にしており、AWS Security Hub や AWS CloudWatch、Azure Sentinel などのログを受け取り、指定されたメトリクスで自由度の高い監視サービスを24時間体制で提供するという。

 また、大手クラウドサービスにおいて、不適切な設定によって第三者による閲覧行為が発生したことで重要性が広く知られるようになったが、従来の SOC が行ってきた攻撃検知等の監視だけではなく、クラウドの設定が適切であるかどうかを識別し修正する CSPM( Cloud Security Posture Management )の重要性も近年高まっており、同社の 、CSPM と SOC を組み合わせたサービスについても言及される予定。


3月4日(木) 13:35-14:15 PM
AWS・Azure監視事例を紹介、クラウドならSOCは不要? クラウド時代のセキュリティ監視について
株式会社SHIFT SECURITY 執行役員
中村 丈洋 工学博士
《高橋 潤哉( Junya Takahashi )》

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