独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は12月11日、NEC Aterm SA3500Gにおける複数の脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。ネットエージェント株式会社(現・株式会社ラック)吉越舟氏、平井成海氏が報告を行っている。影響を受けるシステムは以下の通り。Aterm SA3500G ファームウェア Ver3.5.9 およびそれ以前の全てのバージョンJVNによると、NEC Aterm SA3500GにはOSコマンドインジェクション、ダウンロードしたファイルの完全性検証不備の脆弱性が存在し、想定される影響としては、当該製品にアクセス可能な第三者によって特定のURLに対して細工されたリクエストを送信されることで任意のコマンドを実行される、当該製品の管理ページにログインしている状態で特定のURLに対して細工されたリクエストを送信することで任意のコマンドを実行される、当該機器の管理ページにアクセスした攻撃者によって悪意のあるプログラムを実行される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに、ファームウェアを最新版へアップデートするよう呼びかけている。
カナダ版「 セキュリティ10大脅威」 / ワーム化可能 iOS 脆弱性 / 認証情報42億件 配布中 ほか [Scan PREMIUM Monthly Executive Summary]2020.12.8 Tue 8:10