経済産業省は9月18日、コード決済(QRコード決済)における不正な銀行口座紐づけの防止対策に関するガイドラインを一般社団法人キャッシュレス推進協議会にて策定したと発表した。同省では、安全なキャッシュレス環境を整備するための施策として同協議会と連携し、コード決済におけるセキュリティ水準の向上に努めており、2019年4月には、同協議会で不正なクレジットカードの紐づけによる利用防止のため「不正流出したクレジットカード情報の不正利用防止対策に関するガイドライン」を策定。同協議会では本年3月から、コード決済事業者等の協力を得ながら不正な銀行口座紐づけの防止対策に関する検討会を開催し、今般、ガイドラインとして取りまとめた。ガイドラインはこちらにて公開している。同協議会では今後も、コード決済において考えられる不正利用防止対策について検討を行い、同省では引き続き、キャッシュレス決済におけるセキュリティ向上を含むキャッシュレス社会へ向けた環境整備を行っていくとのこと。