FeliCaの次世代ICチップでなりすまし防止(ソニー、ソニーイメージングプロダクツ&ソリューションズ) | ScanNetSecurity
2024.04.25(木)

FeliCaの次世代ICチップでなりすまし防止(ソニー、ソニーイメージングプロダクツ&ソリューションズ)

ソニー株式会社とソニーイメージングプロダクツ&ソリューションズ株式会社は9月8日、FeliCa Standard非接触ICカード向けの次世代ICチップを開発したと発表した。

製品・サービス・業界動向 新製品・新サービス
ソニー株式会社とソニーイメージングプロダクツ&ソリューションズ株式会社は9月8日、FeliCa Standard非接触ICカード向けの次世代ICチップを開発したと発表した。

新ICチップでは新たにクラウドと連携したデータ管理が可能で、第三者の不正利用を防ぐFeliCaセキュアID機能を搭載、ISO/IEC 9798-4に準拠したアルゴリズムを実装し本ID読み出し時に改ざん検知が行え、サービス事業者は「なりすまし」等の不正利用を防止することが可能となる。

また、本ICチップは民生用ICカード用途として業界最高レベルのセキュリティを備え、カードとリーダー・ライター端末間の相互認証と暗号通信において、既存サービスとの互換性を備えたDES(Data Encryption Standard)暗号方式・AES(Advanced Encryption Standard)暗号方式をサポートしつつ、内部構造や記録されたデータの外部からの解析、読み取りを回避する最新の耐タンパー技術を搭載し、さらに高いセキュリティを実現している。

さらに、本ICチップはセキュリティに関する国際標準規格ISO/IEC 15408の評価保証レベルであるEAL6+を2020年6月に取得済みで、同社らでは2020年11月頃に、本ICチップおよび本チップを搭載したカード製品の量産開始を予定している。
《ScanNetSecurity》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×