BBソフトサービス株式会社(BBSS)と株式会社クルウィットは8月25日、IoT機器やサイバー攻撃の実態を可視化するためダークネット観測リポート(2020年4月~6月分)を発行した。クルウィット社では、組織内外のダークネットを活用してIoT機器やPCを監視する「SiteVisor」を提供し、誰も利用していないIPアドレス(ダークネット)に観測機器を配置し、当該IPアドレス宛にどのような攻撃を想定した通信があったかを調査している。ダークネット観測リポートは、「SiteVisor」で観測したデータを基に、IoT機器などへのサイバー攻撃の傾向をまとめた。ダークネット観測リポートでは、犯罪者がIoT機器を攻撃するためにアクセスしてくる代表的なポートや、観測パケット数、観測ホスト数、宛先ポート番号、送信元の国別観測状況などについて4月~6月分のデータやランキングを掲載、テレワーク推進に伴い、会社と比較してセキュリティ対策が十分でない家庭が狙われる可能性が高く注意が必要であると警鐘を鳴らしている。