Microsoft Windows の Print Spooler サービスにおけるシンボリックリンク検証不備により管理者権限で任意のファイルが作成可能となる脆弱性(Scan Tech Report) | ScanNetSecurity
2024.02.26(月)

Microsoft Windows の Print Spooler サービスにおけるシンボリックリンク検証不備により管理者権限で任意のファイルが作成可能となる脆弱性(Scan Tech Report)

2020 年 8 月に、Microsoft Windows で管理者権限の奪取が可能となる脆弱性が報告されています。

脆弱性と脅威 エクスプロイト
◆概要
 2020 年 8 月に、Microsoft Windows で管理者権限の奪取が可能となる脆弱性が報告されています。脆弱な端末への侵入に成功した攻撃者は、当該脆弱性を悪用することで、対象端末の全権限を掌握することが可能です。Microsoft 社からセキュリティ更新プログラムが公開されているため、セキュリティ更新プログラムの適用により対策してください。

◆分析者コメント
 当該脆弱性は 2020 年 5 月に修正された CVE-2020-1048(通称 PrintDemon)のパッチを回避可能であるという脆弱性であり、元となる脆弱性と同様に幅広いバージョンの Microsoft Windows が影響を受ける脆弱性です。すでに複数のエクスプロイトコードが公開されており、攻撃者に悪用されてしまう可能性が高いため、セキュリティ更新プログラムの適用により対策してください。

◆深刻度(CVSS)
[CVSS v3.1]
 本記事執筆時点(2020 年 8 月 20 日)で、CVSS 値の情報は確認していません。

◆影響を受けるソフトウェア
 以下のバージョンの Microsoft Windows が当該脆弱性の影響を受けると報告されています。

  - Microsoft Windows 10
  - Microsoft Windows 10 Version 1607
  - Microsoft Windows 10 Version 1709
  - Microsoft Windows 10 Version 1803
  - Microsoft Windows 10 Version 1809
  - Microsoft Windows 10 Version 1903
  - Microsoft Windows 10 Version 1909
  - Microsoft Windows 10 Version 2004
  - Microsoft Windows 7 SP1
  - Microsoft Windows 8.1
  - Microsoft Windows RT 8.1
  - Microsoft Windows Server 2008 SP2
  - Microsoft Windows Server 2008 R2 SP1 itanium
  - Microsoft Windows Server 2008 R2 SP1 x64
  - Microsoft Windows Server 2012
  - Microsoft Windows Server 2012 R2
  - Microsoft Windows Server 2016
  - Microsoft Windows Server 2019
  - Microsoft Windows Server 1903
  - Microsoft Windows Server 1909
  - Microsoft Windows Server 2004


◆解説
 Microsoft Windows にてプリンタの処理を担う Print Spooler サービスに、一般権限アカウントによる管理者権限での任意のコード実行が可能となる脆弱性が報告されています。
《株式会社ラック デジタルペンテスト部》

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