セコム株式会社は7月16日、9回目となる「日本人の不安に関する意識調査」の結果を公表した。同社では6月23日から24日にかけて、全国の男女500名(20代、30代、40代、50代、60歳以上の男女各50名)を対象にインターネットによるアンケート回答方式で実施。以下9問の設問に対する、回答結果や性年代別・エリア別の割合、直近3年の回答の比較を掲載している。アンケートの質問は下記の通り。1.あなたは、最近、何か不安を感じていることはありますか。2.あなたは、最近、どのようなことについて不安を感じていますか。また、最も不安を感じていることはどれですか。3.あなたは不安を解消するために、何か対策をしていますか。4.あなたは、どのようなことがきっかけで、対策をするようになりましたか。5.あなたは犯罪被害に遭わないために防犯対策をしていますか。6.あなたは、どのような防犯対策をしていますか。7.防犯対策をしない理由を教えてください。8.あなたは、今後、治安の悪化、犯罪が増加する可能性があると思いますか。9.あなたは、最近1年間であなたの生活に不安を感じた事件・事故などはありますか。調査開始から9年連続で7割以上が「最近不安を感じている」と回答、現在、最も不安に感じていることは「感染症の拡大(新型コロナウイルス)」、「老後の生活や年金」、「健康」の順位となった。9問目の設問「最近1年間であなたの生活に不安を感じた事件・事故」では、「空き巣などの住宅侵入」よりも「情報流出やサイバーテロによる被害」に対して不安を感じる人が多く、男性では20代が18%、女性では20代が20%と最も高く、全体で13.0%の人が不安を感じているという結果になった。