日本人の不安調査:空き巣より情報流出やサイバーテロが不安上位(セコム) | ScanNetSecurity
2024.07.27(土)

日本人の不安調査:空き巣より情報流出やサイバーテロが不安上位(セコム)

セコム株式会社は7月16日、9回目となる「日本人の不安に関する意識調査」の結果を公表した。

調査・レポート・白書・ガイドライン
最近1年間で生活に不安を感じた事件・事故
セコム株式会社は7月16日、9回目となる「日本人の不安に関する意識調査」の結果を公表した。

同社では6月23日から24日にかけて、全国の男女500名(20代、30代、40代、50代、60歳以上の男女各50名)を対象にインターネットによるアンケート回答方式で実施。以下9問の設問に対する、回答結果や性年代別・エリア別の割合、直近3年の回答の比較を掲載している。

アンケートの質問は下記の通り。

1.あなたは、最近、何か不安を感じていることはありますか。
2.あなたは、最近、どのようなことについて不安を感じていますか。また、最も不安を感じていることはどれですか。
3.あなたは不安を解消するために、何か対策をしていますか。
4.あなたは、どのようなことがきっかけで、対策をするようになりましたか。
5.あなたは犯罪被害に遭わないために防犯対策をしていますか。
6.あなたは、どのような防犯対策をしていますか。
7.防犯対策をしない理由を教えてください。
8.あなたは、今後、治安の悪化、犯罪が増加する可能性があると思いますか。
9.あなたは、最近1年間であなたの生活に不安を感じた事件・事故などはありますか。

調査開始から9年連続で7割以上が「最近不安を感じている」と回答、現在、最も不安に感じていることは「感染症の拡大(新型コロナウイルス)」、「老後の生活や年金」、「健康」の順位となった。

9問目の設問「最近1年間であなたの生活に不安を感じた事件・事故」では、「空き巣などの住宅侵入」よりも「情報流出やサイバーテロによる被害」に対して不安を感じる人が多く、男性では20代が18%、女性では20代が20%と最も高く、全体で13.0%の人が不安を感じているという結果になった。
《高橋 潤哉( Junya Takahashi )》

編集部おすすめの記事

特集

調査・レポート・白書・ガイドライン アクセスランキング

  1. 迷惑メール対策推進協議会「送信ドメイン認証技術 DMARC導入ガイドライン」公表

    迷惑メール対策推進協議会「送信ドメイン認証技術 DMARC導入ガイドライン」公表

  2. フィッシングサイトのドメイン「top」が最多、デジタルアーツ調査

    フィッシングサイトのドメイン「top」が最多、デジタルアーツ調査

  3. ランサムウェアの種別特定やセカンドオピニオンも ~ セキュリティ企業も頼りにできる JPCERT/CC

    ランサムウェアの種別特定やセカンドオピニオンも ~ セキュリティ企業も頼りにできる JPCERT/CC

  4. 「セキュリティ対応組織の教科書」第3.1版公開、追加説明やフィードバック反映

  5. 取締役や幹部への罰金 禁固 罷免 解雇 ~ サイバー攻撃後の被処罰最多は APJ 地域

  6. 世界中の警察官が考える現在/未来の脅威「インターポール世界犯罪動向2022」公表

  7. 「シャドーアクセスとは?」CSAJ が定義と課題をまとめた日本語翻訳資料公開

  8. 敵対的 AI 対抗で「侵入前提」から「予防優先」に転換

  9. わずか 22.9 % ~ ランサムウェア身代金「支払いは行わない」方針でルール化

  10. Proofpoint Blog 36回「身代金を払わない結果 日本のランサムウェア感染率減少? 感染率と身代金支払率 15 ヶ国調査 2024」

アクセスランキングをもっと見る

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×