新型コロナウイルス(COVID-19)に乗じた攻撃状況では、2020年3月上旬に多数確認されており、攻撃全体の約2%を占めた。日本でも2月初旬から5月2日までの期間で14,000以上の攻撃が確認された。これらの攻撃は、既存のマルウェアやランサムウェア、フィッシングなどの攻撃手法やインフラに、COVID-19 のキーワードを加えることで人々の興味や恐怖心をあおり、攻撃の成功率を上げようとしている。マイクロソフトでは、どのような攻撃があっても動じない IT 環境を作り、維持することを提唱している。
《ScanNetSecurity》