独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は6月2日、Apple社が提供する複数の製品に脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。これはApple社が各製品向けのアップデートを公開したことを受けたもの。影響を受けるシステムは次の通り。・iOS 13.5.1 より前のバージョン・iPadOS 13.5.1 より前のバージョン・macOS Catalina 10.15.5 (Supplemental Update 未適用)・macOS High Sierra (Security Update 2020-003 未適用)・tvOS 13.4.6 より前のバージョン・watchOS 6.2.6 より前のバージョンこれらの製品には、アプリケーションによって、カーネル権限で任意のコードを実行される可能性のある脆弱性(CVE-2020-9859)が存在する。JVNでは、Apple社が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。
Google Chrome の InferReceiverMapsUnsafe 関数における Type Confusion の脆弱性(Scan Tech Report)2020.5.26 Tue 8:15