独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)は5月13日、2020年第1四半期(1月から3月)における「脆弱性対策情報データベース『JVN iPedia』の登録状況」を発表した。発表によると、同期間にJVN iPedia日本語版へ登録された脆弱性対策情報は4,520件で、累計登録件数が116,604件となった。内訳は、国内製品開発者から収集したもの5件(公開開始からの累計は232件)、JVNから収集したもの184件(累計9,061件)、NVDから収集したもの4,331件(累計107,311件)となっている。件数が多かった脆弱性は、「CWE-79(クロスサイトスクリプティング:XSS)」636件、「CWE-20(不適切な入力確認)」310件、「CWE-200(情報漏えい)」305件、「CWE-269(不適切な権限管理)」290件、「CWE-787(境界外書き込み)」195件などとなっている。製品別登録状況では、1位から7位をWindows OSが占め、8位に「GitLab(GitLab.org)、9位に「PHPKB(Chadha Software Technologies)」、12位に「Android(Google)」がランクインしている。
Microsoft Windows の ws2ifsl.sys における Use-After-Free により権限昇格が可能となる脆弱性(Scan Tech Report)2020.5.13 Wed 8:15
米政府が北朝鮮サイバー脅威アドバイザリー公表/Zoom, Webex, Teams の脆弱性 ほか [Scan PREMIUM Monthly Executive Summary]2020.5.12 Tue 9:35