独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)は4月20日、「情報セキュリティ安心相談窓口の相談状況[2020年第1四半期(1月~3月)]」を発表した。このレポートは、同四半期の間にセキュリティセンターで対応した「相談」の統計についてまとめたもの。同四半期に寄せられた相談件数は2,997件で、前四半期から約4.8%減少した。このうち1,974件を相談員が対応している。相談のうち、ウイルスを検出したという偽警告で不安を煽り、電話をかけさせてサポート契約やソフトウェア購入に誘導する「ウイルス検出の偽警告」に関する相談件数は432件で、前四半期から約7.5%増加している。「ワンクリック請求」に関する相談は57件で、前四半期から約13.6%の減少。「不正ログイン」に関する相談は、前四半期から約27.0%増加の80件であった。また、「宅配便業者をかたる偽SMS」に関する相談は404件と前四半期から約29.5%と増加に転じた。「仮想通貨で金銭を要求する迷惑メール」に関する相談は40件で、前四半期から約76.2%と大幅に減少している。
ManageEngine Desktop Central において FileStorage クラスにデシリアライズデータが注入可能な脆弱性(Scan Tech Report)2020.4.8 Wed 8:10