独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は4月17日、Apple社が提供しているアプリケーション開発ソフトウェア「Xcode」にgitの認証情報が漏えいする脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。AppleがXcode向けのアップデートが公開されたことを受けたもの。「Xcode 11.4.1 より前のバージョン」には、Xcodeに内包された git が使用している credential helper プログラムの脆弱性(CVE-2020-5260)に起因して、改行文字を含む特別に細工された URL を処理することで git の認証情報が任意のホストに送信される脆弱性が存在する。JVNでは、Appleが提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。
ManageEngine Desktop Central において FileStorage クラスにデシリアライズデータが注入可能な脆弱性(Scan Tech Report)2020.4.8 Wed 8:10