独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は4月8日、GE Digitalが提供する産業用 HMI/SCADA ソフトウェア「CIMPLICITY」に不適切な権限管理の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3によるBase Scoreは6.0。「GE Digital CIMPLICITY v10.0 およびそれ以前」には、保存された任意のJavaScriptを無害化せずに表示する、不適切な権限管理の脆弱性(CVE-2020-6992)が存在する。この脆弱性が悪用されると、ローカルの第三者によりシステムを変更され、結果として任意のコードを実行される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに、最新版にアップデートするよう呼びかけている。
ManageEngine Desktop Central において FileStorage クラスにデシリアライズデータが注入可能な脆弱性(Scan Tech Report)2020.4.8 Wed 8:10