独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は4月7日、Acybaが提供するJoomla!用プラグイン「AcyMailing」に任意のファイルをアップロードされる脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3によるBase Scoreは5.3。坂上良朗氏が報告を行った。「AcyMailing 6.9.2 より前のバージョン」には、任意のファイルをアップロードされる脆弱性(CVE-2020-10934)が存在する。この脆弱性が悪用されると、リモートの第三者によって任意のファイルをアップロードされ、結果として任意のPHPコードを実行される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに、最新版にアップデートするよう呼びかけている。