放射線技師が電子カルテ閲覧、20名の電話番号抜き出し懲戒処分に(大阪市、大阪市民病院機構) | ScanNetSecurity
2020.08.09(日)

放射線技師が電子カルテ閲覧、20名の電話番号抜き出し懲戒処分に(大阪市、大阪市民病院機構)

大阪市と地方独立行政法人大阪市民病院機構は3月30日、市立十三市民病院における職員の不祥事について懲戒処分を行ったと発表した。

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大阪市と地方独立行政法人大阪市民病院機構は3月30日、市立十三市民病院における職員の不祥事について懲戒処分を行ったと発表した。

これは2014年4月から2019年2月にかけて、市立十三市民病院放射線科の係員(診療放射線技師・52歳)が電子カルテから業務上閲覧する必要のない患者20名程度の連絡先として登録された携帯電話番号を抜き出し、当該職員の携帯電話に登録した件について地方独立行政法人大阪市民病院機構就業規則及び地方独立行政法人大阪市民病院機構職員懲戒規程に則り停職6月の懲戒処分を行ったというもの。また管理監督責任として3人の職員にそれぞれ、戒告、文書訓告、口頭注意の懲戒処分を行った。

当該職員 係員(診療放射線技師・52歳):停職6月

管理監督責任
市立十三市民病院放射線科 課長代理級(診療放射線技師・54歳):戒告
市立十三市民病院 中央臨床検査部 課長級(臨床検査技師・52歳):文書訓告
市立十三市民病院 部長級(医師・63歳):口頭注意

当該職員が電子カルテを不正に閲覧した患者は20名程度で、全て市民病院機構の職員と市立十三市民病院委託会社の職員となっており、ScanNetSecurityの取材に対し大阪市民病院機構法人運営本部総務課の担当者は「当該職員は職場で面識のある職員の電話番号を収集するのが目的だった」と回答している。なお、当該職員が登録した電話番号の内10名程度は、2017年11月頃に携帯電話の機種変更を行った際に連絡先を削除済みで、現時点で氏名が特定できたものは9名。

大阪市民病院機構では今後、電子カルテシステムのアクセスログを抜き打ちでチェックするなどの対策を実施するとともに、2020年9月の電子カルテシステム更新時にシステム的な対策についても検討し、再発防止に努めるとのこと。
《高杉 世界( Sekai Takasugi)》

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