国内CASB市場5年で4倍予測、2018年度 11億円(ITR) | ScanNetSecurity
2024.04.24(水)

国内CASB市場5年で4倍予測、2018年度 11億円(ITR)

ITRは、国内のCASB(Cloud Access Security Broker)市場規模推移および予測を発表した。

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株式会社アイ・ティ・アール(ITR)は3月3日、国内のCASB(Cloud Access Security Broker)市場規模推移および予測を発表した。これは、同社が発行する市場調査レポート「ITR Market View:エンドポイント/無害化/インターネット分離/CASB市場2020」からの抜粋。これによると、国内CASB市場の2018年度の売上金額は11億5,000万円、前年度比76.9%増と急拡大した。

企業がクラウドサービスを利用する機会が増えていることから、クラウド利用の可視化、クラウド利用の際のガバナンス対策、シャドーIT対策、企業が許可したサンクションITの管理を目的に、CASBが導入されている。また、クラウドサービスのデータ暗号化、認証強化、情報漏えい対策など、クラウドサービスの安全な利用を可能にするソリューションとしての需要も高まっている。CASB市場に参入するベンダも増加していることから、2019年度は同93.0%増の約22億円とさらなる伸びを予測、2023年には41億円市場になるとみている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

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