国立大学法人神戸大学医学部附属病院は1月28日、同院の歯科口腔外科にて患者情報等が保存されたデジタルカメラのmicroSDカードの紛失が判明したと発表した。
これは2019年12月5日午前12時頃に、同院の研修医が外来診察室にてmicroSDカードに保存された口腔内・周辺写真データを電子カルテに登録するため、デジタルカメラからSDカード変換アダプタに装着された状態のmicroSDカードを取り出しパソコンに挿入し作業を実施し、その後、同日午後7時頃に医局医員室のパソコンへのバックアップ作業のため、外来診察室からアダプタに装着された状態の当該カードを持参しパソコンに挿入したが写真データの読み込みが行えず、同カードの故障と考え、翌12月6日の昼頃に医局員に相談したところ、アダプタからmicroSDカードが脱落し紛失したことに気づいたというもの。
当該研修医は12月6日に初めて、アダプタとmicroSDカードは一体のものではなく取り外し可能であること、またアダプタが一部変形し、microSDカードが脱落しやすい状態であったことを認識した。
紛失したmicroSDカードには、診察時にデジタルカメラで撮影した患者カルテの氏名・ID(カルテ番号)部分の写真、口腔内・周辺写真(氏名・IDの記載無し)最大で46名分のデータが保存されていた。なおパスワード等は設定されていなかった。
同院では紛失判明後に、外来診察室と医局医員室の捜索を行ったが、現在も発見に至っていない。
同院では対象の患者に対し、12月26日から1月10日に電話または対面にて説明と謝罪を実施した。
同院では再発防止策として、医局医員室へ移動してのバックアップ作業の廃止、紛失に備え個人情報を扱う機器やデータのパスワード設定、個人情報を扱う機器等の定期的な点検の実施を行う。
これは2019年12月5日午前12時頃に、同院の研修医が外来診察室にてmicroSDカードに保存された口腔内・周辺写真データを電子カルテに登録するため、デジタルカメラからSDカード変換アダプタに装着された状態のmicroSDカードを取り出しパソコンに挿入し作業を実施し、その後、同日午後7時頃に医局医員室のパソコンへのバックアップ作業のため、外来診察室からアダプタに装着された状態の当該カードを持参しパソコンに挿入したが写真データの読み込みが行えず、同カードの故障と考え、翌12月6日の昼頃に医局員に相談したところ、アダプタからmicroSDカードが脱落し紛失したことに気づいたというもの。
当該研修医は12月6日に初めて、アダプタとmicroSDカードは一体のものではなく取り外し可能であること、またアダプタが一部変形し、microSDカードが脱落しやすい状態であったことを認識した。
紛失したmicroSDカードには、診察時にデジタルカメラで撮影した患者カルテの氏名・ID(カルテ番号)部分の写真、口腔内・周辺写真(氏名・IDの記載無し)最大で46名分のデータが保存されていた。なおパスワード等は設定されていなかった。
同院では紛失判明後に、外来診察室と医局医員室の捜索を行ったが、現在も発見に至っていない。
同院では対象の患者に対し、12月26日から1月10日に電話または対面にて説明と謝罪を実施した。
同院では再発防止策として、医局医員室へ移動してのバックアップ作業の廃止、紛失に備え個人情報を扱う機器やデータのパスワード設定、個人情報を扱う機器等の定期的な点検の実施を行う。