独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は1月23日、「ソフトウェア等の脆弱性関連情報に関する届出状況[2019年第4四半期(10月~12月)]を発表した。これによると、同四半期のIPAへの脆弱性関連情報の届出件数は、ソフトウェア製品に関するもの68件、Webサイト(Webアプリケーション)に関するもの104件の合計172件であった。届出受付開始(2004年7月8日)からの累計は、ソフトウェア製品に関するもの4,457件、Webサイトに関するもの10,767件の合計15,224件で、Webサイトに関する届出が引き続き全体の約7割を占めている。同四半期にJVNで公表したソフトウェア製品の修正完了件数は24件(累計2,034件)で、このうち1件は製品開発者による自社製品の脆弱性の届出であった。また、届出を受け、IPAがWebサイト運営者に通知を行い、修正完了したWebサイトの件数は94件(累計7,726件)であった。修正を完了した94件のうち、Webアプリケーションを修正したものは91件(97%)、当該ページを削除したものは3件(3%)、運用で回避したものはなかった。ソフトウェア製品の種類別届出件数では、「スマートフォン向けアプリ」(16件)、「Webアプリケーションソフト」(13件)が上位となった。累計では、「Webアプリケーションソフト」がもっとも多く45%を占めている。脆弱性の原因別で多かったのは、「Webアプリケーションの脆弱性」が24件でもっとも多く、「その他実装上の不備」が21件でこれに続いた。影響別では、「情報の漏えい」が18件でもっとも多く、これに「任意のスクリプトの実行」(11件)が続いた。
Microsoft Windows の AppXSvc において設定ファイルの操作時のハードリンク検証不備により任意のファイルが上書き可能となる脆弱性(Scan Tech Report)2020.1.21 Tue 8:15