独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は1月8日、シンキングリード株式会社が提供する「F-RevoCRM」にクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3によるBase Scoreは6.1。「F-RevoCRM 6.0 から F-RevoCRM 6.5 patch6 まで(バージョン 6系)」には、XSSの脆弱性(CVE-2019-6036)が存在する。この脆弱性が悪用されると、ユーザのWebブラウザ上で任意のスクリプトを実行される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとにパッチを適用するよう呼びかけている。