独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は12月20日、Telos Corporationが提供する、DoDおよびIC(Intelligence Community)のセキュリティマーキング要求をサポートするWebベースのメッセージングシステム「AMHS」に、複数のクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。「AMHS version 4.1.5.5 より前のバージョン」には、複数のXSSの脆弱性が存在する。また、AMHS上のユーザの情報へのアクセスを適切に制限できないため、他のユーザの情報にアクセスされる可能性がある。これにより、ユーザのWebブラウザ上で、任意のスクリプトを実行されたり、データベースの情報が漏えいする可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。
Microsoft Windows の iphlpsvc.dll におけるファイル作成処理の不備に起因する任意のファイルが上書き可能となる脆弱性(Scan Tech Report)2019.12.10 Tue 8:15