顧客情報が記載された帳票を紛失、店舗再編成時に誤廃棄の可能性(東北労働金庫) | ScanNetSecurity
2024.04.18(木)

顧客情報が記載された帳票を紛失、店舗再編成時に誤廃棄の可能性(東北労働金庫)

東北労働金庫は11月29日、同金庫にて顧客情報が記載された帳票の紛失が判明したと発表した。

インシデント・事故 インシデント・情報漏えい
東北労働金庫は11月29日、同金庫にて顧客情報が記載された帳票の紛失が判明したと発表した。

これは10月17日に、一関支店(旧千厩支店の継承店)にて伝票綴を外部委託倉庫へ移送するための準備作業を行った際に、伝
票綴62冊を収納したダンボール箱1箱の紛失が判明したというもの。

紛失したのは旧千厩支店の2017年7月3日から2017年9月29日(62営業日分)の入出金伝票や為替伝票等を綴じた伝票綴62冊で2,915枚の伝票が綴られており、氏名、住所、生年月日、電話番号、性別、勤務先、口座番号、印影、取引金額等が記載されていた。なお現在までに、顧客からの問い合わせや苦情、不正利用等の連絡は無い。

同金庫による内部調査の結果、当該伝票綴の入ったダンボール箱は2018年5月14日の店舗再編成に伴う書類等の廃棄作業の際に廃棄書類等と一緒に搬出し誤廃棄した可能性が高く、外部への流出の懸念や二次被害の可能性は低いとのこと。

同金庫では今後、文書の保管と管理の徹底、廃棄時の検証など情報管理について徹底し再発防止に努めるとのこと。
《ScanNetSecurity》

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