独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は11月5日、トレンドマイクロ株式会社が提供する「Apex One」にコマンドインジェクションの脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3によるBase Scoreは8.2。製品利用者への周知を目的に、開発者が報告を行った。「Apex One 2019 Critical Patch(ビルド 2049)」には、コマンドインジェクションの脆弱性(CVE-2019-18188)が存在する。この脆弱性が悪用されると、遠隔の第三者によって任意のファイルを特定のフォルダにアップロードされた結果、IUSRアカウントの権限で、任意のコードを実行される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとにパッチを適用するよう呼びかけている。
Microsoft Windows において Windows Error Reporting Service でのハードリンクの取り扱い不備により任意のファイルが操作可能となる脆弱性(Scan Tech Report)2019.11.5 Tue 8:10