独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)は10月23日、2019年第3四半期(7月から9月)における「脆弱性対策情報データベース『JVN iPedia』の登録状況」を発表した。発表によると、同期間にJVN iPedia日本語版へ登録された脆弱性対策情報は4,999件で、累計登録件数が107,650件となった。内訳は、国内製品開発者から収集したもの1件(公開開始からの累計は219件)、JVNから収集したもの74件(累計8,746件)、NVDから収集したもの4,924件(累計98,685件)となっている。件数が多かった脆弱性は、「CWE-79(クロスサイトスクリプティング:XSS)」847件、「CWE-20(不適切な入力確認)」503件、「CWE-119(バッファエラー)」409件、「CWE-200(情報漏えい)」354件、「CWE-284(不適切なアクセス制御)」299件などとなっている。製品別登録状況では、「cPanel(cPanel)」315件、「Microsoft Windows Server(マイクロソフト)」146件、「Microsoft Windows 10(マイクロソフト)」145件、「Microsoft Windows Server 2019(マイクロソフト)」128件、「「Microsoft Windows Server 2016(マイクロソフト)」110件、」とマイクロソフト製品が10位中8製品を占めた。
PHP においてガベージコレクタにおける Use-After-Free の脆弱性により制限を回避して任意の PHP 関数が実行可能となる問題(Scan Tech Report)2019.10.23 Wed 8:15