独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は10月9日、macOS向けのターミナルエミュレータ「iTerm2」に、遠隔の第三者による任意のコマンド実行が可能となる脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3によるBase Scoreは6.3。「iTerm2 3.3.5 およびそれ以前」には、iTerm2におけるtmuxのコントロールモードの扱いに問題があり、遠隔の第三者がターミナル上に悪意あるコンテンツを出力させることによって、任意のコマンドを実行させることが可能となる脆弱性(CVE-2019-9535)が存在する。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。
米国防総省がサプライチェーン保護のセキュリティ認証公開 ほか ~ 2019 年 9 月のふりかえり [Scan PREMIUM Monthly Executive Summary]2019.10.3 Thu 8:15