独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は10月7日、ディーリンクジャパン株式会社が提供するWi-Fiアクセスポイント「DBA-1510P」に複数のOSコマンドインジェクションの脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3による最大Base Scoreは8.8。ココン株式会社 技術研究室の佐藤勝彦(goroh_kun)氏が報告を行った。「DBA-1510P ファームウェア 1.70b009 およびそれ以前」には、コマンドラインインタフェースにおけるOSコマンドインジェクション(CVE-2019-6013)、および管理画面におけるOSコマンドインジェクション(CVE-2019-6014)の脆弱性が存在する。これらの脆弱性が悪用されると、当該製品のコマンドラインインタフェースにログイン可能なユーザによって、任意のOSコマンドを実行される(CVE-2019-6013)、当該製品の管理画面にアクセス可能なユーザによって、任意のOSコマンドを実行される(CVE-2019-6014)可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとにファームウェアを最新版へアップデートするよう呼びかけている。
米国防総省がサプライチェーン保護のセキュリティ認証公開 ほか ~ 2019 年 9 月のふりかえり [Scan PREMIUM Monthly Executive Summary]2019.10.3 Thu 8:15
Microsoft Windows において AppXSvc でのジャンクションの取り扱い不備により任意のファイルの権限が変更可能となる脆弱性(Scan Tech Report)2019.9.27 Fri 8:15