独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は10月7日、ルミーズ株式会社が提供するEC-CUBE用モジュール「ルミーズ決済モジュール(2.11系・2.12系・2.13系)」に複数の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3による最大Base Scoreは6.1。三井物産セキュアディレクション株式会社の佐藤元氏が報告を行った。EC-CUBE用モジュール「ルミーズ決済モジュール(2.11系・2.12系・2.13系) version 3.0.12 およびそれ以前」には、クロスサイトスクリプティング(CVE-2019-6016)および情報漏えい(CVE-2019-6017)の脆弱性が存在する。これらの脆弱性が悪用されると、当該製品にアクセス可能なユーザのWebブラウザ上で、任意のスクリプトを実行される(CVE-2019-6016)、遠隔の第三者によって、当該製品に登録されている情報を取得される(CVE-2019-6017)可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。
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