マクニカネットワークス株式会社は9月13日、米Sift, Inc.(Sift社)と代理店契約を締結したと発表した。これによりマクニカネットワークスは、Sift社の「Siftデジタルトラストアンドセーフティプラットフォーム(SaaS)」(Sift)の取扱いを開始する。機械学習によりルールベースでは対応できない振る舞いや予測の学習、ワークフローの自動化を実現し、詐欺の知見はAUエンジンにより学習され個々のユーザに反映される。Siftは、ECサイトやインターネット上で、取引相手が信頼できるユーザかどうかを機械学習によって瞬時に識別する。アカウントの乗っ取りや成りすまし、盗難されたクレジットカードの利用や、偽アカウントの作成、スパムや違法コンテンツを流すなどの行動がみられるユーザをリアルタイムに検知するため、オンライン詐欺を未然に防ぐことができる。Siftは、クレジット取引セキュリティ対策協議会が2019年3月1日に公表した「クレジットカード取引におけるセキュリティ対策の強化に向けた実行計画―2019―」で不正利用対策の具体的な方策として記載されている「本人認証」「券面認証」「属性・行動分析」「配送先情報」のうち、「属性・行動分析」「配送先情報」における仕組みを提供するものとなる。