トレンドマイクロ株式会社は8月16日、同社の主催による「Trend Micro CTF 2019 - Raimund Genes Cup(Trend Micro CTF)」を開催すると発表した。CTFは、セキュリティ技術の知識や実践力を競い合う競技大会。Trend Micro CTFは、20歳以上であれば世界中の誰でも参加可能な競技大会で、サイバーセキュリティ人材の育成を目的としている。Trend Micro CTFは、フォレンジックやエクスプロイト、IoT、リバースエンジニアリング、オープンソースインテリジェンス、モバイル、AIなどに関する問題が出題され、サイバーセキュリティにおけるスキルの開発、向上に貢献する。また同社はこのほか、Organization of American Statesと女性向けに共同開催している15のコンテストを含む、50以上のCTFイベントを毎年世界各地で開催、および協賛している。同CTFは、9月7日および8日にインターネット上で実施される「オンライン予選」の後、11月23日および24日に東京で「決勝戦」が開催される。オンライン予選は、さまざまな分野から出題される問題の得点を競う「ジェパディ(Jeopardy)」形式で行い、決勝戦はオンライン予選を通過した上位10チームおよび一部リージョナルイベントの優勝チームが、問題を解いたチーム数や経過時間によりスコアが変動する「動的スコア」によるジェパディ形式で行う。決勝戦優勝チームは、賞金100万円およびZero Day Initiative Rewards Program 15,000ポイント、2位には30万円、3位には20万円が授与される。