社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)は6月21日、不正コピーが発覚した大手芸能プロダクション系のキャラクター商品取扱会社とACCS会員において和解が成立したと発表した。これは、東京都に本社を持つキャラクター商品取扱会社において、会員企業(株式会社モリサワ)が著作権を有するデジタルフォント411本を不正にインストールしていたことが発覚したもの。長期にわたる和解交渉の結果、損害賠償金として市場流通価格を上回る約1100万円が本年5月に支払われたという。同協会では、不正コピー防止のため、ソフトウェア管理の体制を改めて点検し、さらなる管理の徹底を呼びかけている。