「Adobe Flash Player」のセキュリティアップデートを公開(JPCERT/CC、IPA) | ScanNetSecurity
2024.03.29(金)

「Adobe Flash Player」のセキュリティアップデートを公開(JPCERT/CC、IPA)

アドビ システムズは、「Adobe Flash Player」のセキュリティアップデート(APSB19-30)を公開した。JPCERT/CCおよびIPAが注意喚起を発表している。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性
アドビ システムズ社は6月11日(現地時間)、「Adobe Flash Player」のセキュリティアップデート(APSB19-30)を公開した。一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)および独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)が注意喚起を発表している。対象となる製品とバージョンは次の通り。

Windows、macOS、Linux版
・Adobe Flash Player Desktop Runtime(32.0.0.192)およびそれ以前
Windows、macOS、Linux、Chrome OS版
・Adobe Flash Player for Google Chrome(32.0.0.192)およびそれ以前
Windows 10 および Windows 8.1
・Adobe Flash Player for Microsoft Edge and Internet Explorer 11(32.0.0.192)およびそれ以前

脆弱性を悪用したコンテンツをユーザが開いた場合、リモートからの攻撃によって、実行中のユーザ権限で情報を窃取される恐れがある。修正プログラムは、Internet Explorer 11 や Microsoft Edge では、Windows Updateなどで最新の Adobe Flash Player が更新プログラムとして提供される。Google Chrome は、Google Chrome のアップデート時に、Adobe Flash Playerが更新される。また、アップデートを適用するまでの間は、脆弱性の影響を軽減するため、ブラウザ上でFlashを無効にしたり、Flashの表示を制限することも検討すべきとしている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×