独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は6月7日、サイトブリッジ株式会社が提供する「Joruri CMS 2017」にクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3によるBase Scoreは6.1。株式会社メルカリの東内裕二氏が報告を行った。「Joruri CMS 2017 Release2 およびそれ以前」には、XSSの脆弱性(CVE-2019-5967)が存在する。この脆弱性が悪用されると、ユーザのWebブラウザ上で任意のスクリプトを実行される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。