独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は5月7日、PrinterLogicが提供する「Print Management software」に複数の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。システム権限で動作するPrinterLogicエージェントは、PrinterLogic管理ポータルサーバのSSL証明書の検証(CVE-2018-5408)やPrinterLogicアップデートパッケージの検証(CVE-2018-5409)、およびWebブラウザからの入力の無害化(CVE-2019-9505)を行なわない。これらの脆弱性により、PrinterLogicエージェントが動作しているワークステーションで、リモートの攻撃者にシステム権限で任意のコードを実行される可能性がある。JVNでは、常時接続できるVPNの使用を検討するよう呼びかけている。
Windows AppX Deployment Service においてファイルハンドルの取り扱い不備により任意のファイルのフルアクセス権が掌握可能となる脆弱性(Scan Tech Report)2019.4.24 Wed 8:10