DDoS攻撃にM2M通信プロコトルCoAPを悪用する新手法(A10) | ScanNetSecurity
2024.04.26(金)

DDoS攻撃にM2M通信プロコトルCoAPを悪用する新手法(A10)

A10は、2019年第1四半期の「A10 DDoS Threat Intelligence Report」を公開した。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
A10ネットワークス株式会社(A10)は3月29日、2019年第1四半期の「A10 DDoS Threat Intelligence Report」を公開した。同レポートは、グローバルにおける約2,300万のDDoS攻撃ツールの分析を元にしたもの。同四半期には、IoTデバイスを悪用する新たなDDoS攻撃の手段として、M2M通信プロコトル「CoAP(Constrained Application Protocol)」による反射型アンプ攻撃に用いられているIoTデバイスを40万台以上確認した。

攻撃ツールの規模順の上位は、1位が「DNSリゾルバ」、2位が「NTP」、3位が「SSDP(Simple Services Discovery Protocol)」、4位が「SNMP(簡易ネットワーク管理プロトコル)、5位がTFTP(簡易ファイル転送プロトコル)であった。攻撃ツールのホスト国では、中国がもっとも多く6,114,312個、次いで米国(2,636,103個)、以下スペイン、ロシア、韓国、イタリア、インドと続いた。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×