独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)は1月23日、2018年第4四半期(10月から12月)における「脆弱性対策情報データベース『JVN iPedia』の登録状況」を発表した。発表によると、同期間にJVN iPedia日本語版へ登録された脆弱性対策情報は3,560件で、累計登録件数が92,674件となった。内訳は、国内製品開発者から収集したもの6件(公開開始からの累計は210件)、JVNから収集したもの66件(累計8,271件)、NVDから収集したもの3,488件(累計84,193件)となっている。また、件数が多かった脆弱性は、「CWE-79(クロスサイトスクリプティング:(XSS)」490件、「CWE-119(バッファエラー)」390件、「CWE-20(不適切な入力確認)」292件、「CWE-284(不適切なアクセス制御)」270件、「CWE-200(情報漏えい)」249件などとなっている。製品別登録状況では、「Debian GNU/Linux (Debian)」177件、「Foxit Reader(Foxit Software Inc)」122件、「Foxit PhantomPDF(Foxit Software Inc)」121件、「Ubuntu(Canonical)」108件、「Adobe Acrobat(アドビシステムズ)」「Adobe Acrobat Reader DC(アドビシステムズ)」「Adobe Acrobat DC(アドビシステムズ)」がそれぞれ95件などが多かった。
Adobe Flash Player において Use-After-Free の脆弱性により遠隔から任意のコードが実行されてしまう脆弱性(Scan Tech Report)2019.1.10 Thu 8:30