独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は1月23日、Apple社が提供する複数の製品に脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。これはApple社がセキュリティアップデートを公開したことを受けたもの。影響を受けるシステムは次の通り。・iOS 12.1.3 より前のバージョン・macOS Mojave 10.14.3 より前のバージョン・macOS High Sierra (Security Update 2019-001 未適用)・macOS Sierra (Security Update 2019-001 未適用)・tvOS 12.1.2 より前のバージョン・watchOS 5.1.3 より前のバージョン・Safari 12.0.3 より前のバージョン・iCloud for Windows 7.10 より前のバージョンこれらの脆弱性が悪用された際の影響は脆弱性により異なるが、「サンドボックス回避」「任意のコード実行」「権限昇格」「情報漏えい」「情報改ざん」「サービス運用妨害 (DoS)」「任意のスクリプト実行」の影響を受ける可能性がある。JVNでは、Apple社が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。
Adobe Flash Player において Use-After-Free の脆弱性により遠隔から任意のコードが実行されてしまう脆弱性(Scan Tech Report)2019.1.10 Thu 8:30