株式会社アズジェントは1月15日、同社のパートナーであるKaramba Security社のコネクテッドカーECU脆弱性早期発見サービス「ThreatHive」による攻撃レポートを発表した。レポートによると、ThreatHiveがインターネットに公開したコネクテッドカーのECUは、過去3カ月だけで1カ月あたり平均30万回、3,500人の攻撃者によって攻撃されていたことが判明した。攻撃のいくつかは、コネクテッドシステムを制御するECUの脆弱性を探し求めるために作成されたボットであった。また、ThreatHiveがデータを収集し始めてから、11種類の異なる攻撃が行われていることも明らかにしている。Karamba社のCEO & Co-founderであるAmi Dotan氏は「自動車業界では、ハッカーがECUの脆弱性を見つけて悪用する前に、開発工程でOEMやTier1に脆弱性を顕在化させるThreatHiveのような技術を利用して予防策を講じる必要がある」とコメントしている。