独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は1月11日、オムロン株式会社が提供するFA統合ツールパッケージ「CX-One」に任意のコードが実行可能な脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3による最大Base Scoreは6.6。「CX-Protocol Version 2.0 およびそれ以前」を含む「CX-One Version 4.50 およびそれ以前」には、プロジェクトファイルを処理する際の、型の取り違えに起因する、任意のコードが実行可能な脆弱性(CVE-2018-19027)が存在する。この脆弱性により、細工されたプロジェクトファイルを処理することで、第三者によってアプリケーションの権限で任意のコードを実行される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。
Adobe Flash Player において Use-After-Free の脆弱性により遠隔から任意のコードが実行されてしまう脆弱性(Scan Tech Report)2019.1.10 Thu 8:30