独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は11月28日、株式会社ロックオンが提供するオープンソースのショッピングサイト構築システム「EC-CUBE」にオープンリダイレクトの脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSSによるBase Scoreは4.7。製品利用者への周知を目的に、開発者が報告を行った。「EC-CUBE 3.0.0 から 3.0.16 までの複数のバージョン」には、オープンリダイレクトの脆弱性(CVE-2018-16191)が存在する。この脆弱性が悪用されると、細工されたページにアクセスすることで任意のWebサイトにリダイレクトされ、結果としてフィッシングなどの被害に遭う可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。