NTTコミュニケーションズ株式会社(NTT Com)と株式会社FFRIは11月28日、高度な技術を有するセキュリティ人材の育成を目指し、同日に新会社を設立することに合意したと発表した。これは、多くの企業において、セキュリティリスクへの対策を的確に実施・運用できる人材の確保が課題であり、2020年に向けてもセキュリティ人材の育成が必要不可欠な施策になっていることを受けたもの。新会社の名称は、株式会社エヌ・エフ・ラボラトリーズ(英名:N.F.Laboratories Inc.)、資本金は2億円で、NTT Comが60%、FFRIが40%の資本構成となる。NTT Comの情報セキュリティ部長である小山覚氏が代表者を兼務する。設立は2019年1月、営業開始は2019年4月をそれぞれ予定している。従業員数は、営業開始時で約20名。サイバーセキュリティに関する教育・研修の実施、研究開発などを行う。