中学生・高校生がネットを安心・安全に利用するためのアイデアを考える「ウェブレンジャープログラム」表彰式を開催(Google) | ScanNetSecurity
2024.03.19(火)

中学生・高校生がネットを安心・安全に利用するためのアイデアを考える「ウェブレンジャープログラム」表彰式を開催(Google)

 Googleは2018年10月28日、インターネットを安心・安全に利用するためのアイデアを考える「ウェブレンジャープログラム」の表彰式を開催。全国の中学生、高校生、高等専門学校生による478チームが参加し、洛陽総合高等学校のサイバースルゥースがグランプリを受賞した。

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 Googleは2018年10月28日、インターネットを安心・安全に利用するためのアイデアを考える「ウェブレンジャープログラム」の表彰式を開催。全国の中学生、高校生、高等専門学校生による478チームが参加し、洛陽総合高等学校のサイバースルゥースがグランプリを受賞した。

 ウェブレンジャープログラムは、中学生・高校生によるインターネットの安心・安全な活用を促進するプログラム。ウェブレンジャー作戦本部が毎年ミッションを設定し、参加する生徒たちが「ウェブレンジャー」となって、インターネットを安心・安全に活用するアイディアを考え、世界に広める活動を展開する。

 日本での開催3回目を迎える2018年のミッションは、「ネットいじめ」「ネット詐欺」「ネット上の出会いトラブル」から地球を救うためのクリエイティブな動画(3分未満)を作成すること。2018年3月26日~10月1日の応募期間で、全国42校(中学校9校、高校・高等専門学校33校)から478チーム・1,000人以上の学生が参加。作品数は485点にのぼった。

 Google社員および特別協力・協力・後援団体で構成する外部審査員と、特別審査員として参加したYouTubeクリエイターのフィッシャーズの審査のもと、各賞を決定。2018年ウェブレンジャーのグランプリを受賞したのは、京都府・洛陽総合高等学校の「サイバースルゥース」チームによる「高校生探偵川口の事件録-ネットいじめ編-」。探偵ドラマにあてはめながら、ネットいじめにおける言葉の暴力を映像で巧みに表現した作品で、「ストーリーに工夫があり、ネット上でしてはいけないことと、その帰結が非常にわかりやすく描かれていた」点などが評価された。

 グランプリを受賞したサイバースルゥースは、アメリカのGoogle本社で開催する研修プログラムに招待される。そのほか、カリタス女子高等学校の「tryりんがる」による「ぽまるんとたのしいSNS」、岐阜県立岐阜総合学園高等学校の「マルチメディア部A」による「ネットでも、現実でも…」など、10チームがアンバサダー賞を受賞。「tryりんがる」はアンバサダー賞に加え、UUUM賞も受賞した。

 Google Japan Blogでは、Google ウェブレンジャーの受賞作品を紹介。各賞を受賞した作品はYouTubeにて公開されており、誰でも視聴することができる。

◆Google ウェブレンジャープログラム
【グランプリ】
洛陽総合高等学校(京都府)「サイバースルゥース」
【アンバサダー賞】
カリタス女子高等学校(神奈川県)「tryりんがる」
洛陽総合高等学校(京都府)「No Title」
札幌新陽高等学校(北海道)「青春班」
岐阜県立岐阜総合学園高等学校(岐阜県)「マルチメディア部A」
岐阜県立岐阜総合学園高等学校(岐阜県)「マルチメディア部B」
神戸学院大学附属高等学校(兵庫県)「神戸学院タータンズ」
野田学園高等学校(山口県)「インフォメーションデザインA」
岐阜県立岐南工業高等学校(岐阜県)「岐南工業高等学校放送部」
日出高等学校(東京都)「MINAMI」
山形県立酒田光陵高等学校(山形県)「KORYO1001」
【UUUM賞】
カリタス女子高等学校(神奈川県)「tryりんがる」

ネットの安全利用を推進するGoogleプログラム…優勝は洛陽総合高

《黄金崎綾乃@リセマム》

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