独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は10月24日、飛天ジャパン株式会社が提供するWindowsOSへのログオン制御ソフトウェア「SecureCore Standard Edition」に認証不備の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3によるBase Scoreは2.4。株式会社ビズリーチの大田大輔氏が報告を行った。「SecureCore Standard Edition Version 2.x」には、認証不備の脆弱性(CVE-2018-16160)が存在する。なお、Windows 8/8.1 の環境下で当該製品を使用する場合のみ、本脆弱性の影響を受けるとのこと。この脆弱性が悪用されると、攻撃者によって当該製品の認証を回避され、Windows PCにログインされる可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。
VLC Media Player において mkv ファイルのパース処理におけるメモリ操作の不備に起因する Use-After-Free の脆弱性(Scan Tech Report)2018.10.23 Tue 8:30