VLC Media Player において mkv ファイルのパース処理におけるメモリ操作の不備に起因する Use-After-Free の脆弱性(Scan Tech Report) | ScanNetSecurity[国内最大級のサイバーセキュリティ専門ポータルサイト]
2018.12.19(水)

VLC Media Player において mkv ファイルのパース処理におけるメモリ操作の不備に起因する Use-After-Free の脆弱性(Scan Tech Report)

動画再生ソフトウェアとして世界的なシェアを誇る VLC Media Player に、遠隔から任意のコードを実行させることが可能となる脆弱性が報告されています。

脆弱性と脅威 エクスプロイト
◆概要

動画再生ソフトウェアとして世界的なシェアを誇る VLC Media Player に、遠隔から任意のコードを実行させることが可能となる脆弱性が報告されています。攻撃者が作成した悪意のあるファイルを脆弱な VLC Media Player で開いた場合、攻撃者にホストの制御を奪われてしまいます。ソフトウェアのアップデートにより対策してください。

◆分析者コメント

当該脆弱性を攻撃するには、ソフトウェアの性質上、悪意のあるファイルを攻撃対象ホストの利用者に開かせる必要があります。加えて脆弱性の性質上、対象とする OS や VLC Media Player のバージョンに応じて攻撃コードに含まれるペイロードの値を調整する必要があるため、攻撃するには難易度が高い脆弱性であると考えられますが、任意のコード実行まではできなくとも脆弱性によりサービス不能攻撃が成立するため、アップデートにより対策することを推奨します。

◆深刻度(CVSS)

[CVSS v2]
6.8
https://nvd.nist.gov/vuln-metrics/cvss/v2-calculator?name=CVE-2018-11529&vector=(AV:N/AC:M/Au:N/C:P/I:P/A:P)

[CVSS v3]
8.0
https://nvd.nist.gov/vuln-metrics/cvss/v3-calculator?name=CVE-2018-11529&vector=AV:A/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H

◆影響を受けるソフトウェア

VLC Media Player のバージョン 2.2.x 系のすべてのバージョンが当該脆弱性の影響を受けます。

◆解説

動画再生ソフトウェアとして世界的なシェアを誇る VLC Media Player に、メディアファイル処理の不備に起因する Use-After-Free の脆弱性が報告されています。
《株式会社ラック サイバー・グリッド研究所》

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