キヤノンITソリューションズ株式会社(キヤノンITS)は10月17日、同社が運営する西東京データセンターを利用したクラウドサービス「SOLTAGE(ソルテージ)」やホスティングサービスのユーザを対象に、不正アクセスを侵入検知・侵入防御する「IDS/IPSサービス」を同日より提供開始したと発表した。同サービスは、ユーザの代わりにIDS/IPS機能提供機器を用意・管理するマネージドサービスとして提供される。価格は別表の通り。暗号化通信も検査するオプションサービスも用意される(初期費用:35,000円、月額:5,400円)。マネージドサービスのため、防御対象サーバへのソフトウェアのインストール作業が不要で、機器のメンテナンスやリプレース計画の検討、障害対応といった保守・運用を意識することなくセキュリティを強化できる。また、ネットワーク型での提供のため、防御対象サーバのリソースを消費しない。サーバのリプレースやバージョンアップにより更改された場合も、ソフトウェアの再インストールやバージョンアップは発生しない。さらに、基本料金内で月次レポートが提供される。