セイコーソリューションズ株式会社と米Planetway Corporationは8月22日、エストニア共和国の電子政府を支えるデータ連携基盤「X-Road」に、セイコーソリューションズのタイムスタンプサービスを組み合わせ、医療や金融のシステム利用時に使用する個人情報(機微情報)の安全な交換が可能なPlanetwayの「PlanetCross」の販売事業を共同で推進することで合意したと発表した。これにより、医療や金融における情報連携を低コストかつ高い拡張性で実現できるとしている。「PlanetCross」は、セイコーソリューションズの持つタイムスタンプや電子証明書といった国内の認証基盤と連携している。すでに東京海上日動火災保険株式会社との実証実験において、医療機関との間の損害保険金支払業務の簡略化、迅速化を行えることを確認している。これらの実績をもとに、さらに医療・金融・行政機関に向けた、個人情報データ連携ソリューションの開発提供を行う。また両社は2018年9月より、病院・保険・ヘルスケア領域にも同ソリューションを拡大する。