株式会社TKCは7月2日、会計事務所向けに「TKCサイバーセキュリティサービス」の提供を開始すると発表した。同サービスは、株式会社FFRIが提供する「FFRI yarai」を採用し、一般的なウイルス対策ソフトでは検知することが難しい新種のウイルスを挙動から検知するサービス、および、IPAが提供する「情報セキュリティ5か条」の項目をチェックし、ソフトウェアの脆弱性などの課題を可視化するサービスなどを合わせて提供するもの。「FFRI yarai」と「TKCウイルス対策プログラム」を組み合わせることでハイブリッドの防御を実現するとともに、PCのセキュリティ対策状況を自動でチェックし、中小企業や個人が最低限取り組むべきIPA推奨の基本対策「情報セキュリティ5か条」の項目を自動診断。ソフトウェアの脆弱性などの課題を可視化する。さらに、事務所内のセキュリティ対策状況を可視化することで、セキュリティ対策が未実施のPCの洗い出しや、新種のウイルスの遮断状況が確認できる。