OpenPGP、S/MIMEをサポートするメールクライアントに情報漏えいの脆弱性(JVN) | ScanNetSecurity
2022.10.03(月)

OpenPGP、S/MIMEをサポートするメールクライアントに情報漏えいの脆弱性(JVN)

IPAおよびJPCERT/CCは、複数のメールクライアントにおいて、OpenPGPおよびS/MIMEメッセージを復号する際に、平文メッセージが漏えいする可能性があると「JVN」で発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は5月15日、複数のメールクライアントにおいて、OpenPGPおよびS/MIMEメッセージを復号する際に、平文メッセージが漏えいする可能性があると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。

OpenPGPおよびS/MIMEをサポートする電子メールクライアントには、攻撃者が細工したコンテンツを挿入した暗号化メールをユーザのメールクライアントで復号させることにより、平文を送信するためのチャネルを確立できる脆弱性が存在する。発見者はこの脆弱性を悪用する攻撃を「CBC/CFB gadget attack」と呼んでいる(CVE-2017-17688:OpenPGP CFB Attacks、CVE-2017-17689:S/MIME CBC Attacks)。

この脆弱性が悪用されると、リモートの第三者により、復号に必要な鍵情報なしに暗号化メールから平文を取得される可能性がある。JVNでは、「メールクライアントとは別のアプリケーションを使って復号する」「メールクライアントの HTML レンダリングを無効化する」「メールクライアントのリモートコンテンツの読み込みを無効化する」ことで、この脆弱性の影響を軽減できるとしている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×