オリゾンシステムズ株式会社は5月7日、チェコ共和国のFlowmon Networks(フローモンネットワークス)社製フローベースのネットワークトラフィック監視・分析ソリューションFlowmonのDDoS検知製品「Flowmon DDoS Defender」と、A10ネットワークス社製DDoS攻撃防御専用アプライアンス「A10 Thunder TPS(Thunder TPS)」とを連携する機能を開発、6月1日より提供開始すると発表した。同製品によるフロー分析は、パケット分析型と比較してデータ量が500分の1で済む上に、あらゆるレベルでの疑わしい攻撃トラフィックを解析により検知する。既存のルータと直接連携することで、PBR(Policy Based Routing)、BGP Flowspec、およびBGP RTBHプロトコル経由で、攻撃トラフィックを制御、より精度の高い防御対策と緩和を実現するとしている。FlowmonとThunder TPSの連携機能については、DoS/DDoS攻撃の検知とThunder TPSへスクリプト経由で攻撃情報の送信を行い、Thunder TPSで攻撃情報に関連したパケットの経路変更と不正なパケットの破棄を実行する。