社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)は4月19日、9府県警察合同捜査本部(大阪府警察、埼玉県警察、千葉県警察、神奈川県警察、新潟県警察、岡山県警察、香川県警察、愛媛県警察、福岡県警察)が4月18日、「はるか夢の址」を通じて出版コンテンツを権利者に無断で、すでに逮捕・起訴されている男性らと共謀の上で公開していたアップロード者3名を著作権法違反の疑いで逮捕したことを、著作権侵害事件として発表した。「はるか夢の址」は、あらゆる漫画や雑誌などの出版著作物が違法にアップロードされたファイルを紹介する日本最大級の海賊サイトとされ、サイトを管理する「紅籍会メンバー」を含めその関与者は相当数にのぼるという。平成29年7月19日、合同捜査本部により関係先の家宅捜索が行われ、同年10月31日、アップロード者およびサイト運営者9名の被疑者が逮捕されている。今後もその他被疑者の立件に向けて捜査が継続される見込みだという。