独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は3月9日、株式会社コレガが提供する無線LANルータ「CG-WGR1200」に複数の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3による最大Base Scoreは8.8。三井物産セキュアディレクション株式会社の塚本泰三氏が報告を行った。「CG-WGR1200 ファームウエア 2.20 およびそれ以前」には、バッファオーバーフロー(CVE-2017-10852)、OSコマンドインジェクション(CVE-2017-10853)、認証不備(CVE-2017-10854)の脆弱性が存在する。JVNでは、同製品はサポートが終了しており、対策版ファームウェアのリリース予定がないため、使用しないよう呼びかけている。引き続き使用する場合のワークアラウンドとして、「第三者が外部から当該製品にアクセスできないようリモート接続機能を無効にする」、あるいは「LAN 内からルータに対する不正なアクセスを防止する」を挙げている。
Microsoft Office Excel において COM オブジェクトを悪用して Lateral Movement が可能となる手法(Scan Tech Report)2018.2.26 Mon 8:30